あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~

『立香・・。ありがと!やれるとこまでやってみないとなぁ。』


ブランコから立ち上がってあたしの方に歩いてくる亮我。

小学生なのに苦労人だな亮我は。


『悠樹まってるし帰ろ!』


そういってあたしの手を引いた。

そういえば悠樹ずっとほったらかしてるな・・。

すいません・・・。

怒らないでね?


『ただいまー!』

『おせーよ!』


亮我の家に帰ると悠樹が笑顔で迎えてくれた。

怒ってない・・。

悠樹って寛大すぎるでしょ。

でも、そこがいいんだよね。

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