あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
『ただいまー!』
おばあさんと亮我の家に戻った。
「おかえり。いっぱい買ってきたな!」
笑顔で出迎えてくれる亮我。
「大丈夫か?もつよ。」
荷物を持ってくれる悠樹。
『ありがとう。』
そんな会話をして当たり前のようにちなつを囲んで座る。
これから、こんなふうにちなつを中心に時が廻っていくのかな。
穏やかな時が廻ってくれますように。
どうか、亮我の人生に幸せな時間が流れますように。