あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~

日常

夏休みは瞬く間に過ぎ去っていく。

夏休み中旬。

ちなつを中心にあたしたちは行動するようになっていた。


「立香ー!」


亮我の家でホットケーキを焼いているとちなつの部屋の方から声が聞こえてきた。


『どうしたの?』


火を止めて部屋にかけつける。


『また?』
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