あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~

慌てて駆けつけるとそこにはちなつのうんちまみれの亮我がいた。

なんでしっかり拭けないんだろう・・。


「だってさ、ちなつが嫌がるんだもんよ。」

『泣いてるのは嫌がってるんじゃないよ・・。ほーら、手を拭いてよ。あたしがおむつ替えるからさ。』


亮我はおむつ替えるのヘタ。

ちなつが泣くとすぐにうんち拭くのやめてあやしにかかるんだもん。

そりゃ手もうんちまみれになるよね。

まったく・・。

しっかり拭いてからにして欲しいよね。


『よし!できた。亮我、おむつ替えたから服着せておいてね。ホットケーキ残り焼いちゃうから。』

「了解!あっ・・でも俺腹痛い・・トイレ行ってくる!」

『えっ!ちょっと、待って!!って・・行っちゃったよ・・。』


あーあー。

今は悠樹がトイレに入ってるのに・・。


「うおー!変態!」

「カギかけろよ!!」


・・・。

だから待ってって言ったのに・・。

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