あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
「えっ?亮我くん、好きな人いるの?」
一部の女子が聞いてきた。
『うん。だからなに?』
俺は自然と態度が冷たくなる。
「なんで、そんなに冷たいの?私たちは何もしてないじゃん。」
出た。
女子の言葉攻撃。
『何もしてないじゃん?何もしなかったんだろ。ここで岬が泣いてるのに何もしなかったんじゃねえのかよ。』
泣いてる奴をほっといて何もしないのかよ。
こんなにあからさまに嫌がらせされてる奴をただ傍観してるだけかよ。
最低だな。