あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
『えっ?』
あたしは公園にある時計を見た。
『本当だ・・。』
まだ小学3年生の娘が17:30になっても帰ってこなかったら親も少しは心配になるだろう。
「親心配するんじゃないの?」
『うん。』
「またな。」
『うん・・。また。』
あたしたちは挨拶を交わした。
“さよなら”じゃなくて“また”って言葉で。
あたしたちはまた逢うことがあるのかな。
もう逢うことはないと思っていたけどあたしと新橋くんは今日もう1度出逢うことができた。
もしかしたら次もあるんじゃないのかな。
なんとなく・・新橋くんとはまた逢える気がすごくする。