あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
それからしばらく話をしていた。
立香はどこまでも心が広い。
やっぱ、好きだ
って思った。
『なんか・・。』
「ん?」
『眠い。』
俺は床に寝ころぶ。
「夜泣きで寝てないんじゃないの?」
『ああー・・・。学校も爆睡だった。』
子供の体力ではキツイ。
睡眠時間なんて3時間いくかいかないか。
でもちなつのお仕事だからしょうがない。
「あたしと悠樹がいるうちに寝ておきなよ。」
立香がそういうので寝ることにした。
布団に沈むと疲れがどっときた。
深い眠りにつくまでにそんなに時間はかからなかった。