あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
友達
『波崎さん、どうしたの?』
今はお昼休み。
あたしは廊下を歩いていた。
そしたら、後ろからクラスメイトに話かけられた。
『ちょっと行きたい場所があるだけだよ。』
そういってクラスメイトを軽く交わす。
きっと冷たいって思われてるんだろうな。
って心の中で思いながらもあたしは全然反省しようとしない。
たまに愛想よく応えることもある。
でもそれは・・あたしがその人に対して本気で向かいあおうとしてないから。
本気でぶつかろうとしないから。
『はぁ・・。』
ついため息が漏れる。
ほっといてくれればいいのに。
そうすれば誰も傷つかないのに。
あたしは誰とも深く関わりたくない。