あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
『はぁ・・。』
誰にも話せないこの気持ちは胸にしまっているしかなくて。
ため息をついたところで俺の気持ちは軽くならない。
『おー?ちなつオムツ重いな。』
やっぱり今日も俺の目の前にいるのは俺の妹だ。
テキパキとオムツも変えられるようになった。
けど、そんな俺を見ててくれる人なんていんのか?
俺ー・・。
なにやってんだろ。
俺ってなんだっけ。
俺ってなんでここにいるんだっけ?
なんでこんなこと考えてるんだっけ?
いいや、そんなこと。
俺の目の前にいるのは俺の妹で
俺が面倒をみる。
それだけやってればいいんだよな。
無駄なことなんて考えないで。