あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
『ここが・・公園?』


ついた場所は森のように木が生い茂っていて虫も結構いるところ。


「ちがうよ、公園はあっち。」


悠樹くんが指差したほうを見ると公園らしき場所が見えた。


「俺らは、あんまり遊具とかで遊ぶ派じゃないんだよね。だからあっちで色々すんだよ。」


こんどは亮我くんが指差したほうを見た。

そこには芝生があった。

でも芝生以外には・・ちらほらと木が植えてあって花も植えてあるだけ。

一体何ができるの?


「じゃーん!レジャーシート!!」


悠樹くんはテンション高めに大き目のレジャーシートをとりだした。


『シート?何するの・・?』

「ここに敷くんだよー。」


悠樹くんはなんとも当たり前の答えを返してきた。

あたしが聞きたいのはシートを敷いて何をするかなんだけど・・。


「よーし!おっけぇ!座れぇ。」


悠樹くんはシートを敷くとシートの隅にねっころがった。


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