あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
「おっしゃあ!1点ゲットぉぉお!」


悠樹くんの声が大音量で芝生の上に響き渡る。


「でもまだ1点差だし!」


バドミントンは思った以上に白熱してる・・。

この2人は楽しみ方がうまい。


「よぉーっし!このまま勝つぞー!りっちゃんも頑張れ!』

『う、うん!』


って・・。

ええ?

今悠樹くんあたしのことなんて言った?

りっちゃんって言ったよね?

りっちゃん・・・。

あたしがりっちゃんってがらなの?

でも・・なんか嬉しいと思った。

そんな自分がなんだか鬱陶しい。

けど、なんだか嫌いじゃない。
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