あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
「疲れたぁ~!」

「燃えすぎた・・。」

『のど渇いた・・。』


悠樹くんを始めにあたしたちはレジャーシートの上に倒れこんだ。

こんなに汗かいたの初めてかも・・。

疲れたけど楽しかった。


「りっちゃん結構強かった・・。」

「うん。立香は・・予想外の俊敏な動きだった・・。」

『あはは。』


強いとか俊敏とかいってくれてるけど・・亮我くん本当は手加減してくれたことぐらい気づいてる。

悠樹くんだってヘマしたあたしを一生懸命助けてくれた。

2人があまりにも自然と優しくしてくれたからなんだか嬉しかった。


「のど渇いた・・。俺ジュース買って来る!」

「亮我、俺のも!はい金~。今日は全員分俺がおごってやるよ!」


亮我くんがジュースを買いに行くことになった。


「悠樹はいつも通りコーヒーでいいよな?立香はどうする?」

『う~ん・・。』

「何あるかわかんねぇし一緒に行くか?」

『うん。』


あたしも一緒に買いに行くことにした。


「じゃあ俺は荷物番してる~!」

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