あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~
「たっだいまー!」
『ただいまー。』
結局何も言えないままついた亮我の家。
ぎこちなさは取れないまま。
「おかえり!待ちくたびれたし!!」
亮我が玄関まできてくれた。
「何買い込んでんだよ・・。」
「いいじゃん、いいじゃん。」
悠樹の手にぶら下がっている袋をみてつっこむ亮我。
たしかに・・。
大きいもんね。
『準備できた?』
「ああ、たこ切り終わったし。機械も準備したし!」
すっごい張り切ってるなぁ、亮我。