あたしをくれた貴方へ~幼い恋愛~

「たっだいまー!」

『ただいまー。』


結局何も言えないままついた亮我の家。

ぎこちなさは取れないまま。


「おかえり!待ちくたびれたし!!」


亮我が玄関まできてくれた。


「何買い込んでんだよ・・。」

「いいじゃん、いいじゃん。」


悠樹の手にぶら下がっている袋をみてつっこむ亮我。

たしかに・・。

大きいもんね。


『準備できた?』

「ああ、たこ切り終わったし。機械も準備したし!」


すっごい張り切ってるなぁ、亮我。

< 96 / 215 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop