電車で遭遇した場合。
心の中はかなり叫んで、荒れてますが、表に出すわけにはいかない。
「ありがとうございます。
…一緒なんですね!
私、明日単語テストなんですよ~。」
冷静を取り繕って答える私。
いいぞ、いいぞ!
「実は、俺たちも明日単語テストなんですよ!
なんか奇遇ですね。」
そういい、微笑んでくれたターゲット。
うわ……。
私、今死んでも後悔しないよ。
「ほんと奇遇ですね!
一週間に一回なんですけど、割と量が多くて…。」
「ふふふ。
同じ!」
今度は子供のような、無邪気な笑顔で笑ってくれた。