電車で遭遇した場合。


あー、もっと早くに出会いたかったなー。


「おぉ!
同い年なんですか!

いや、部活は青春ですからねー!
最後まで楽しんでください。」


「ありがとうございます。

なんか同い年って嬉しいですよね」


…キュンキュンなんですけど。

だって、考えても見てよ。


自分の理想の人が、自分の隣にいて、しかも時折笑顔を見せてくれるんだよ!
で、私にあって嬉しいんだってよ!


「私も…嬉しいです」


口元が緩みながら返した言葉はこれだけ。


あー、私はもっと気の利いたセリフを話せないのだろうか…


何か話題を提供しなければ…と思考を巡らせていると。

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