残された時間〜時を止めて〜
「たぶん暇だけど…どした?」
「遊ぼー」
ギューっと私に抱きついてくる
奈々
「良いけど何処で?」
「月の家!!」
いやいや
この前も私の家でしたよね!?
「またぁ?」
「だってうちん家無理なんだもーんっ」
すごく腹がたつような
言い方で言う奈々
「何々遊ぶ話?
俺も混ぜてー」
「わっ!…悠斗っ…」
急に肩を叩かれビックリした
もぅっ…悠斗のやつっ…
「はぁ…わかったよ
日曜に1時ね」
「はーい
じゃあうちは
お邪魔をしたら悪いんで
退散しまーす」