再愛 ーサイアイー
「ねえ瑠衣?瑠衣って私のどこが好きになったの?」
「ブッ!」
あ、お茶……
「急にどうした……?」
「だって、私の魅力って無いし…。誰かに好きになられることなんて無いから。」
うーん?
自分じゃいい所わかんないし。
「……もしかして、美幸ちゃんって天然入ってる?」
「……入ってるよ。」
これは大変だなぁ、とぼやいた哉弥さんは、自分の部屋に行ってしまった。
「?」
さっぱり、状況がわからない。
「とりあえず、俺の部屋にでも行く?」
「うん。」
そうだ!
瑠衣に遅いけど、誕生日プレゼントも渡さなきゃだしね。
私は、瑠衣について行き、瑠衣の部屋へと向かった。