再愛 ーサイアイー
「いただきまーす。」
早速食べ始める瑠衣。
「どう?美味しいかな?」
好きな人に食べてもらうって、すごく緊張するんだなぁ…
「メッチャ美味い!」
笑顔で言う瑠衣に、心臓が跳ね上がる。
やっぱり、私って瑠衣が好きなんだな〜。
「「ごちそうさまでした。」」
なんか、こういう雰囲気って、まるで夫婦みたい。
将来、私は瑠衣のこんな風な毎日を過ごすのかな?
「なんか、こうやって美幸の作ったご飯を2人で食べるのって、結婚しちゃったみたいだな。」
「うん、そうだね。」
一瞬、心の中を読まれたのかと思った。
瑠衣もそんな風に思ってくれたんだ。