再愛 ーサイアイー
瑠衣は、一度私を強く抱きしめる。
そして、お姫様抱っこをすると、ベッドに私を寝かせた。
「本当に、良いんだな?」
「……うん」
私は、緊張のせいでぎこちなく微笑む。
瑠衣は、私の頭を撫でると、覆い被さってきた。
そのまま、キスをする。
最初から深いキスに、酸欠寸前。
それでも、いつもと違う瑠衣のキスに、何故か強い愛おしさを感じた。
「言っとくけど、余裕無いからっ」
瑠衣の言葉を合図に、キスをされたまま服を脱がされた。
瑠衣は自分の服も脱ぐ。
「美幸、好きだ。」
瑠衣の言葉が嬉しくて、緊張で入っていた力も抜ける。