再愛 ーサイアイー
「明けましておめでとうございまーーーすっ!」
「近所迷惑だから。」
海に着くと、妙にテンションが上がった美幸。
海に向かって叫んでる。
「瑠衣、ここの海、私好き。」
「何で?」
「瑠衣と一緒に来てるからかな?すっごい綺麗に見える。」
俺はその言葉には答えず、後ろから美幸を抱きしめる。
「瑠衣?……んっ…」
振り向いた美幸に、キスをした。
「初キス、な。」
「…そう、だね///」
照れてる美幸が可愛くて、腕の力を思わず強める。
「瑠衣、神社は?」
「すぐ近くに小さいけど、あるんだ。」
「行こっか。」