再愛 ーサイアイー
「好きだって言ってるじゃん」 side瑠衣
美幸の彼氏になった翌日。
俺は、今、廊下にいる。目の前には教室の扉。
ヤバイ………すっごいにやけてしまう。
ガラっ
意を決して、教室に入ると、すぐに目に入る彼女の姿。
いつも、朝練がある俺より、教室に来るのが早い美幸。
何だろう。
彼女になったんだって思うと、今までとは違う、恥ずかしさが込み上げる。
俺、相当惚れてるんだな……
「美幸。おはよう。」
「瑠衣っ、おはよ〜。」
朝から、その笑顔はやばいです。