Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜



「え、あ、美雨?
どうした、やっぱしんどいのか?」



「ううん、ちが、う」



「と、取り敢えず中入ろう
ここじゃあれだから」



咲を案内して
わたしは昨日のこと全部話した



「それはあれだな昨日はお母さん亡くなってそのうえ大好きな美雨が死のうとしてたんだから
そりゃ美雨LOVEの龍哉がおかしくなるのもありえるな」



「でもー怖かったんだよー....う〜」



「あたりまえだろ、ヤンキーだぞ?
そりゃ怒れば怖いに決まってる」



わたしの頭を撫でながら大口開けて笑った



それはわたしだって前から知ってるけど
怖いものは怖いの!



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