Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜
ビルの影で息を整えながら来てないことを確認する
来てない……よかったぁー
はぁっとため息を着いた時
「君めっちゃ足速いね」
真横で声がした
さっきと同んなじ声
「え⁉︎」
居ないと思ったのに!
わたしに話しかけて来たのは赤茶の髪の毛のチャラケ人でも服はスーツを着てた
さっきの話からしてこの人が洋汰かな
じゃーこの隣の人が昴
スーツ姿の整った顔明るい茶色の髪落ち着いた表情
性格真逆そうな人達
「あー俺ら怪しくないで安心してや」
追っかけて来る時点で怪しさ満々なんですよね
「君もあの大学の入学生やんな」
「は、はい」
「俺中村洋汰、んでこいつは岡本昴」