Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜



「あれ...手が...ない」



左手の肘から先が無かった



滝川くんにこの事を聞くと



わたしの左手はどうしても復活せず



やむを得ず切断したんだそう



「俺があんなに問い詰めなかったら美雨は

こんなことにならずに済んだのに」



滝川くんは毎日のようにこんなことを言ってる



手のほかに気づいた事



それは事故にあったあの日から2年の年月が経っていたということ



ということはわたし達は高3



なんか1年損した気分



滝川くんはクラスの人と仲良くなったそう



これも全部滝川くんから聞いた



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