黒龍Ⅱ
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あの後、
傷が思っていた以上に深くて
縫ってもらうことに。
改めて、
よく我慢したと思う。笑
「…それじゃあ、
本当にありがとうございました」
「いや、お礼を言うのは
僕の方だよ。
ありがとう。
いつでも、
麗ちゃんの好きな時に
来てくれるといい。
待ってるよ」
「待ってるわね。
今度来るときは、
女の子の姿を期待してる」
優しく笑う2人に、
もう一度お礼を言った後
あたしは倉庫へと向かった。