黒龍Ⅱ









…そんな時…、





「…海龍はここには居ねえよ」




そう言って、
叫んだ男を殴る…





「…駿…」






体中に
ガーゼや絆創膏をつけた
駿が軽々と男たちを倒していく。






「…本当は知ってんだろ…、


 早く吐けやああああ!!!」




叫んだと同時に、
駿に金属バットを向ける。




…が、



バキッ




「…知ってたとしても、
 

 お前らには言わない」



そのバットを上手くかわし、
男の腹を蹴り上げる。




< 177 / 321 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop