黒龍Ⅱ
…
「…そのことは
後で考えるとして、
紫霧・緑雪・赤雲が
一斉に攻めてきたら
いくら獣牙でも
人数の差で負ける可能性がある。
まずは、今夜のこと考えよう」
話題を変えたあたしに、
2人が頷く。
「…そうですね、
とりあえず俺は
詳しい情報集めます」
と、さっきと同じように
パソコンと向き合う竜聖。
そして、
「…俺は、
何かあった時
すぐ出れるよう準備しておくね」
悠さんはking室を出ていく。