黒龍Ⅱ






裏口から倉庫を出たとき、
パーカーのフードを深く被る。




すると、
少し遅れて
悠さんがこちらにやって来る。





「ごめん、行こうか」



そう言った悠さんは
自分のバイクに乗り、
エンジンをかける。




あたしも同じように
バイクに乗るとエンジンをかけ、
獣牙の倉庫へと走らせた。





< 86 / 321 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop