サヨナラのしずく
「それ、俺の女だって印だ」
「印?」
首をかしげて、ネックから俊平へと視線を移す。
「ああ。それ俺が気に入って何年もずっとつけてたやつだ」
「うん」
出会ってまだそんなに月日はたたないけど、俊平はいつもこのネックをつけていた。
「周りのやつらもそれを知ってる。だからそれをお前がつけてるってわかれば、お前が俺の女だってわかるだろ?」
「うん」
「だからぜってぇ外すな」
「わかった」
「それから中入ったら俺から離れるな。いいな?」
中入ったら離れるなってどういうこと?
俊平の部屋にいくんじゃないの?
「印?」
首をかしげて、ネックから俊平へと視線を移す。
「ああ。それ俺が気に入って何年もずっとつけてたやつだ」
「うん」
出会ってまだそんなに月日はたたないけど、俊平はいつもこのネックをつけていた。
「周りのやつらもそれを知ってる。だからそれをお前がつけてるってわかれば、お前が俺の女だってわかるだろ?」
「うん」
「だからぜってぇ外すな」
「わかった」
「それから中入ったら俺から離れるな。いいな?」
中入ったら離れるなってどういうこと?
俊平の部屋にいくんじゃないの?