サヨナラのしずく
「もらうね」
そう言ってカズキさんがあたしのポテトを横から摘まんできた。
俊平はビールを飲みながらタケさんたちと話している。
「シュンと付き合ってるといろいろあるかもしれねぇけど、頼むな」
いろいろってなんだろうと思い、あたしは首をかしげる。
「あいつこの間、雫ちゃんと連絡とれねぇって大変だったんだよ」
この間って、あたしが携帯の電源を落としていたとき?
俊平と連絡取れなかったときってその時しかないもんね。
「ずっとイライラしてっし、ちょっとしたことで喧嘩し出すし。ほんと大変だったんだよ」
「なんかごめんなさい」
「いや、俺は雫ちゃんがシュンと出会ってくれて感謝してる」
カズキさんは真剣な表情で話を続ける。
そう言ってカズキさんがあたしのポテトを横から摘まんできた。
俊平はビールを飲みながらタケさんたちと話している。
「シュンと付き合ってるといろいろあるかもしれねぇけど、頼むな」
いろいろってなんだろうと思い、あたしは首をかしげる。
「あいつこの間、雫ちゃんと連絡とれねぇって大変だったんだよ」
この間って、あたしが携帯の電源を落としていたとき?
俊平と連絡取れなかったときってその時しかないもんね。
「ずっとイライラしてっし、ちょっとしたことで喧嘩し出すし。ほんと大変だったんだよ」
「なんかごめんなさい」
「いや、俺は雫ちゃんがシュンと出会ってくれて感謝してる」
カズキさんは真剣な表情で話を続ける。