サヨナラのしずく
翌日、あたしは美容院へと来ていた。
小さいときからずっとロングヘアーだった髪をばっさり切った。
そして、繁華街へと俊平に会いに行った。
いつもの場所で俊平が来るのを待つ。
俊平は髪をきったあたしに脇目をふらず真っ直ぐやってきた。
「切ったのか?」
「うん、どう?」
「似合ってんじゃねぇか」
俊平のその言葉は、美容師さんに言われるより何倍も嬉しかった。
小さいときからずっとロングヘアーだった髪をばっさり切った。
そして、繁華街へと俊平に会いに行った。
いつもの場所で俊平が来るのを待つ。
俊平は髪をきったあたしに脇目をふらず真っ直ぐやってきた。
「切ったのか?」
「うん、どう?」
「似合ってんじゃねぇか」
俊平のその言葉は、美容師さんに言われるより何倍も嬉しかった。