サヨナラのしずく
大事にしてくれてるのはわかる。
だけど、抱かれたいって思うんだよ。
女のあたしがそんな風に思うのはおかしいかもしれないけど。
「……なんで?」
「ん?なにがだ?」
「なんで抱かないの?」
こんなことを口にするなんて、あたしだって自分が恥ずかしい。
だけど聞かずにはいられない。
もう限界だったから。
俊平はあたしの問いにはすぐに答えてくれなくて沈黙続く。
こんな恥ずかしいこと聞かなかったらよかったと思いかけたころ、俊平は腕枕をしてくれている腕をあたしから引き抜いた。
そして、上からあたしを見下ろしてくる。
だけど、抱かれたいって思うんだよ。
女のあたしがそんな風に思うのはおかしいかもしれないけど。
「……なんで?」
「ん?なにがだ?」
「なんで抱かないの?」
こんなことを口にするなんて、あたしだって自分が恥ずかしい。
だけど聞かずにはいられない。
もう限界だったから。
俊平はあたしの問いにはすぐに答えてくれなくて沈黙続く。
こんな恥ずかしいこと聞かなかったらよかったと思いかけたころ、俊平は腕枕をしてくれている腕をあたしから引き抜いた。
そして、上からあたしを見下ろしてくる。