最後の手紙
僕は主治医の肩を掴んで
 
「大丈夫なんですか?」
 
と今すぐにも涙が出そうな
 
声で聞いた。
 
 
 
しかし主治医は下を向き
 
 
 
「力を尽くしたんですが…」 
 
  
その一言で僕は大粒の涙を流した。
 
 
 
「嘘だろ…?先生冗談キツいよ…」
 
 
 
主治医「嘘ではありません。申し訳ないが…」
 
 
 
僕は涙を流しながら彼女を見せてください…
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