溺愛王子とヒミツな同居
胸の鼓動が大翔君の声や行動、ひとつひとつに反応してもうどうにかなりそう。
体の力が抜けてしまった私は、大翔君に身を預ける。
「まりや、好きだよ」
優しく囁かれた好きに、また私の鼓動は忙しく反応する。
体を起こして大翔君と目を合わせると、ニッコリ微笑んだ。
「私も、大翔君が大好きっ」
言った私に、クールで優しい大翔君が私だけに向けてくれる笑顔で応えてくれる。
「これからいっぱい、まりやに教えることが増えるな」
「大翔君の負担が減るように、家事頑張ります」
てっきり家事全般のことを言われてると思った私は、シュンとしながら返したけど、
それは、どうやら違っていたようで……。
「……時間をかけて、これからゆっくり教えてやるから、覚悟しろよ」
そして、もう一度キスをして微笑んだ大好きな人。
これからもいっぱい
ドキドキさせられそうです……。
〜End〜