闇に生きる少女



爽の部屋では


他の人と同様に魔力を放出した爽


光が収まりそこを見ると何も居なく使用済みの

魔法陣の紙があった



え?


なんで何もいないんだ??


あ、いけない

口調が変わってしまった…


えっと


魔法陣の紙のあるところをよく見てみる爽


魔法陣の紙に小さな肉球の跡がある



!!!


ね、ね、ねこ!?


ど、どこにいるんですか!!


キョロキョロ


い、いない…


爽「ねこちゃーん

出てきて下さーい!」


※実は爽 ネコ大好きなのです


「わたくしはネコではありません!!」


どこからか聞こえてきた


声をした方を見ると尻尾の先が3つに別れてい

る銀色の猫がいた


爽「ええぇ!?

三又にゃんこ!?

か、可愛いです//」


抱き締めようとジリジリ近づく爽に


「何近づいていてるの?ニヤリ」

火の玉をゆらゆらと出しはじめた


爽「ひ、ひぃ…

(可愛いのに何と言う…)」


「まあ、よろしく」

火の玉が七色に輝きポンッと消えた


そしてその光が消えると…



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