闇に生きる少女
~美麗side~
ん?
ここはどこ?
真っ白い天井??
んん?
私は確か、教室で召喚をしてそれから教室に戻って…
どうしたの?
なんでここにいるの??
カーテンを開く
シャッ
『先生?
私どうしてここにいるの??』
椅子に座っていた先生が振り返り、髪を耳にかけながら言った
「教室で叫んで倒れたらしいの
神谷くんが運んでくれたわよ」
え?
叫んだの??
「あ、そうそう
さっきまで神谷くんいたわよ
すっごく心配していたみたいだから、ちゃんとお礼言いに行きなさいね?」
神谷くんが…
心配かけちゃったんだ…
申し訳ないな...
『わかりました
授業に戻りますね?
ありがとうございました。』
そう言うと美麗は保健室から出ようとした。
すると先生が怖い顔をして
「倒れたのだから、今日は帰りなさい!!」
ピシャリと言った
『あ、はい…』