ゴッドネス・ティア
「おまえ達はバンクロフト教会からの使いか？」



「うん、一応…」



「ならば私達はこれからおまえ達に同行する。
私達のことは国王騎士ではなく、仲間だと思ってくれ」



「…え、そんないきなりなんなんだこの展開は…」



「展開などどうでもいい、とにかく嫌だ、と泣き叫んでも無理矢理同行するからな」



「な、泣き叫んだりしねぇよ！」












「これからにぎやかになりそうですねぇ、スノーリアさん♪」



仲間が増えて嬉しいのかニコニコと微笑むヒサノ。


その笑顔にスノーリアは頬を引きつらせた。



「…国王騎士が入ったらにぎやかだけじゃ済まないぞ」



「え、スノーリアさん何か言いました？」



「…いや、なんでもない」



その後、国王騎士は半場強引にレオナ一行の仲間になったとか。


しかし、これから嵐のようなにぎやかさになることをレオナは知らなかった。




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