ゴッドネス・ティア
彼女の笑ったところを初めて見た気がする。

微かにだが。


それにアラン何故か胸のところが温かくなったような気がした。



「では行きましょう。
このままここで突っ立っているわけにはいきませんからね」


「うんっ!!」



微かな微笑みは一瞬で消え去ったが、アランの胸は温かいままシャランの後を追った。




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