ゴッドネス・ティア
「いーやすげぇなー。みんな超能力者?さすが国王騎士!わーお!」



「………………」








なんだこいつ。

かなりウゼェ。





「君達が欲しい情報って、この情報だよな?」



にんまりと笑みを深めるクレストに、国王騎士はコクコクと頷いた。

……どうやら本当に知っているらしい。


………何故だかは知らないが、信じてみる価値はあるかもしれない。






……何故か、騎士の感がそう言っている気がする。











「あ、でもそのかわりー俺の望み、聞くんだよね?」


「………………ああ」



腹は立つが。

……仕方がない。


そして、重い口を開いた。




「………お前の望みとやらはなんだ」



そう問うと、クレストは目をパチクリさせて、……笑みを消した。


……次に見せた表情は、……先程までのふざけた表情ではなく。



























「………俺を、お前等国王騎士が護衛している…教会の使者の所へ連れて行け」









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