ゴッドネス・ティア
「やっとやる気になったね!あたしも思い切りあんたをいたぶることが出来そうで楽しみだよ!」
「…はっ!誰が…」
睨む合う両者。
その二人の間には、誰しも入ることなど許されはしない。
数分前の個人的な恨みのぶつけ合いなど一切忘れ、今はただ騎士として相手を倒す事だけを考えなければならない。
…きっと、ナミの方は個人的な恨みでいっぱいだろうが、そこは騎士特有のぴりぴりとした異常な気迫によって免じてやろう。
エルフは両手に鋭い短剣を、人間は重い鉄の槍を、隙など微塵も見せず、…構えた。
「…死ね」
「…お前がな」
そう憎たらしく呟き、数秒もすれば…
―――…両者の間には、眩しい程の火花が散った。
「…はっ!誰が…」
睨む合う両者。
その二人の間には、誰しも入ることなど許されはしない。
数分前の個人的な恨みのぶつけ合いなど一切忘れ、今はただ騎士として相手を倒す事だけを考えなければならない。
…きっと、ナミの方は個人的な恨みでいっぱいだろうが、そこは騎士特有のぴりぴりとした異常な気迫によって免じてやろう。
エルフは両手に鋭い短剣を、人間は重い鉄の槍を、隙など微塵も見せず、…構えた。
「…死ね」
「…お前がな」
そう憎たらしく呟き、数秒もすれば…
―――…両者の間には、眩しい程の火花が散った。