ゴッドネス・ティア
「今日はもう休んでいいってよ」



「ホント!?」



「本当ですか?!」



知らせを聞いた二人は喜びを隠せないようだ。



「わーい、わーい!皆で遊ぼう!街を探検しよう!」



子供らしく辺りを跳びはねるアラン。



「あれ、スノーリアさんは?」



「あぁ…、寝るってさ」



「せっかくの休日なのに…。
水遊びでも一緒にしてくれたらと思ったのですが…」



「水遊び……ねぇ…、あームリムリ!
あいつがワーワーキャーキャー言いながら水遊びするとでも思うか?
もし遊んだとしても…」



三人はスノーリアがキャッキャッと水遊びをしている映像を想い浮かべた。




スノーリアさーんっ!



ハハッやったなっ!仕返しだ!!そぉーれぇ!



キャー、つめたぁーい!!



スノーリア〜ほどほどにしとけよ〜。



ハハッ!何を言う!!子供はカズノコげん黄な粉であろう!!ハハハハハ!!




……カズノコげん黄な粉ってなんだ?



てか、あんた大人だろ…。



勝手に想像している中、ツッコミを入れるレオナであった。



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