天国にいった大好きなあなたへ
『みかへ
これを読んでるということはおれはもう、死んだのでしょう。

こんなおれについてきてくれてありがとう
入学してすぐのとき、みかがぶつかったよな、そのときからおれ、惚れてたんだ。

正直、闘病生活は辛かった

くるしかった

死にたいって、何回も思った。
でも、みかがいきてるかぎり、しんじゃだめだって、おもった。

本当はげんきな体でみかといきたかった。
ずっと、生きていたかった

神様って意地悪だよな

なんでおれなんだろうってなんかいもおもった。

でも、みかがまいにちお見舞いにきてくれることが、唯一の生き甲斐だった。


でもな、お見舞いにきたときに、みかのえがおをみると、しんだらみかのえがおがみれなくなる、

そう考えてすごい辛かった

死にたくない


みかといきたい


みか、おれに笑顔をおしえてくれてありがとう

そして、幸せになれよ

大好き

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