甘い3ヶ月を君と。

ーキーンコーンカーンコーン



「はい、席についてください」



学級委員と思われるこの掛け声で、ワラワラと新しいクラスメイトが席に戻っている姿を扉の向こうから、私は見ていた


うわ、みんなかしこそー


みんなが着ている白ベースのブレザーはダサくなんかなく、品が良く「私は頭が良いです」と主張しているような子ばかりだった


いや、実質主張してたらびっくりですけども


まあ、みんなお嬢様とかお坊ちゃんばっかりだから親が自慢してたり…


私の脳内に「おほほほほ…」と笑う女性が出てきた(偏見


しかし、こんなクラスで馴染めるのかな…



一番の不安はこれだった



3日前、図書室で担任となる先生とマネージャーと3人で話をした