君と過ごした嘘つき時間
Chapter 3
確定した5人
入学してから早くも2ヶ月弱。
えー、只今LHR中です。
…がしかし
あまりの睡魔に瞼が言うことを聞きません。
先生がなんか話してるけど
なーんにも聞こえない。
もういいや。
寝よう、うん。
人間睡魔だけには勝てないんです。
そう言い聞かせて寝ようとした瞬間…
「琴波ちゃん」
ん〜、邪魔しないで〜。
眠いんだからー
「琴波ちゃんってば」
うるさいなぁ
「なぁに、雅ちゃん…私眠いんだ。ごめん寝せて?」
「そんなこと言ってる場合じゃないよぉ。
今度の合宿…班どーするの?」