君と過ごした嘘つき時間
もぅ、話せないのかと思うと
前言撤回したくかった………。

あー、ぁたしったら馬鹿馬鹿馬鹿ー!

一人頭を抱えてたら、クスッと笑われて
いきなり手を引かれた。

「きゃっΣ」

「おっと…危ない」

〜〜〜〜〜〜〜////

私の頭はフリーズ状態…。

だって、今の私は・・・
彼に体を預けている状態。

「やっぱり無理矢理にでも座らせる」

少し意地悪く笑った彼はとても
王子様そのもので…。

結局私はいつも彼が座る席に
彼自身に座らされた。
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