君と過ごした嘘つき時間
侑華は必死に止めに入ってくれるけど
一向に笑い続けるコイツ。

・・・・・はぁ。

「もぉ〜!拓馬ぁー!」

「わ、わーかった!
分かったから、侑華やめろ!(笑)」

侑華が両手をグーにして
ポコポコ殴りかかってる…。

可愛い(笑)

「仕方ねーなー。
おい!紫野原、お前帰り残っとけ。」

「え?なんでよ…」

いかにもの残業させるよーな
口調ぶりで言われた。

居残りなんてしたくないんだけど・・・。

「仕方ねーから、お詫びに
駅前のアイスクリーム買ってやるよ」

「いーなー、いーなー♡
うちもアイス食べたーい!」

───ポカーン

・・・・コイツがお詫び?
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