君と過ごした嘘つき時間
「朝から寝るわ、エプロン忘れるわ…
本当に、いつもなら
ありえない事なんだけどね?

珍しすぎてびっくりよ。」


ぉお!
出た!

先生が遠回しにだけど
「優等生」に対する、この口調ぶり!

やったーーー♪

とうとう私も優等生認められちゃったー(笑)

「紫野原、早く取り来ーい」

ご飯を注ぎながら
そう私に呼びかける、あっつー。

・・・・と

「先生も早く取りに来てくださーい」

可愛い素振りをする侑華
< 29 / 124 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop