君と過ごした嘘つき時間
私は、車内を見渡した。

みーっけ♡

見つけたある人の後ろの席に座る。

ふふっ…今日もHappyな一日になりそう♪

はぁ〜、いつ見てもカッコイイなー。

私の前の席に座っている
同い年の男の子に今日もメロメロな私は

紫野原 琴波。
15歳の中学三年生です!

学校生活は結構青春しています(笑)

でも学校に行く前に私には
一日の中で一番の幸せと出逢うの。

それは、私がいつも朝早くに
家を出ることに関係している。

私がいつも早く家を出る、大きな理由は…
7時10分のバスに乗れば彼に会えるから。

私の朝は、いつだって
彼に会うからこそ、始まるんだ。

そう考えると、いつも思ってしまう…。
永遠にバスよ、走り続けて…
そして、このまま

ずーっと時が止まっちゃえばいいのに…って。
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