君と過ごした嘘つき時間
『じゃぁ、そーゆーことだから!
まったね〜ん☆』


─────ブチッ


とことん、マイペースな人(笑)

「乙ちゃん、なんて?」

「撮影早く終わったから
帰ってくるのが明後日になったって。」

「そー!
早く帰って来ないかなぁー♪」



それから家に帰ってきた私は
部屋にこもって、一冊のノートを
引き出しから取り出した。


このノートは、私にとって
とても特別な物なんだ。

と言っても、日記みたいなものだけど(笑)


私は、今日あった出来事…
とは言っても天宮君の事を
書いて書いて書いて書いて書いた(笑)


このノートは、
私と人生を共にするパートナー的存在。

でも、物がパートナーって…
誰かに言ったら笑われちゃうかな?(笑)


表紙に書かれた文字は“人生ノート”!
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