君と過ごした嘘つき時間


「えー、君…今学校なんじゃないのー?」

「ぇっと…ぁの〜…。」


私は、戸惑いを隠せなくて
つい目が泳いでしまう。


「君、可愛いね…。
食べちゃいたいくらいだよ…」


「ひゃっ…Σ」


一人の男子に髪をすくわれ
髪にキスされてしまった。

「なんか、辛いことでもあったんだろ?
俺らと遊んで楽しもうぜ!」

「やっ………ぁの…。」

「はい、レッツゴー!」

「気持ちいい事してあげるからさ。おいで」


腕を掴まれ、そのまま
私を連れて行こうとする。

「やだっ!離して!」 


必死に抵抗するも、
男女の差は歴然で…。

「大人しくしろよ!」


私の左右には一人ずつ男子がいて
右腕と左腕を強引に掴まれて
抵抗出来なくされてしまった。
< 84 / 124 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop